「広告業界の世界へ」
卒業の最後の年まで韓国に留学していた私は、仲間より一年遅れて就職活動を始めました。しかし、東京での就職活動は思うようにいきませんでした。長野へ戻り、前から好きだった絵を描くことを仕事にしようと決めて、広告業界に就職しました。何の知識もなかったため、必死で勉強し、〆切に追われる日々を過ごしました。家に帰るのはいつも10時過ぎ、年末の特別号のチラシ作りのときは、デスクで徹夜もしました。
「アルバイトから自営業へ」
私は何のために私は働いているの? レイアウトや数字を追いかけることがやりたかったんじゃないよね? そう考え、思い切って辞表を出しました。それからは、アルバイトで生計を立てながら、絵を描く日々が始まりました。いつかは、自分の絵や手作りの作品を扱うクラフトショップをもちたいという夢を持っていました。そんなとき、知り合いから自営でできる衣料関係の仕事があると聞き、自営業の勉強になると思って始めました。その仕事を通して、「お客様に喜んでいただく喜び」を学び、様々な人に支えられて自分は生かされていることに気付かされました。
「【サムライ】メンバーと共に」
昼間仕事をして、空いた時間で絵を描くという二足のわらじ生活も楽しい。でも、いつかは、思いを込めて物づくりをする人たちや、自分の作品を置けるお店をやりたい! そんな思いが強くなったときに、【サムライ】のメンバーに出会いました。「農業」や「炭焼き」など、それまでの私とは全然縁のない人ばかりでしたが、彼らの「生き方」や、地域や日本の未来に対する「熱い思い」に強く共感しました。県外出身の彼らの視点を通して、それまで当たり前だと思っていた信州の自然環境の豊かさにも気付かされました。この恵まれた環境に感謝しながら、彼らの作る野菜や炭や、そしてこれから出会うであろう素敵な方々と、一緒にお店を創ります。もちろん、私の絵も置いて!
そんなことをワクワク想像しながら、今はまだヨチヨチ歩きのおサムライ様たちを支えるべく、【サムライ】の事務局をさせていただいています。
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